眼科一般診療
随時診療受付を行っています。
外眼部疾患、小児の弱視、近視予防はもとより、下記の疾患に重点をおいて、診療をしております。
●ドライアイ
涙液層の低下に伴う目の異常のことを指します。
原因は、加齢と環境の2つが考えられます。
パソコンやスマートフォンなどの使用により目を酷使する機会が多い事で、ドライアイを引き起こします。
目の乾きや疲れ、目のぼやけがあり、保湿を目的とした点眼薬を用います。
●アレルギー性結膜炎(花粉症)
目の表面に花粉やダニなどのアレルゲン(アレルギー反応を引き起こす物質)が付着して、
結膜に炎症を起こす病気です。いわゆる花粉症として発症する季節性アレギー性結膜炎と、季節に関係なく発症する通年性アレルギー性結膜炎があります。
目の充血やかゆみ、涙の増加など出現します。
治療は、抗アレルギー点眼薬を主とします。重症な場合は、ステロイド点眼薬も併用することもあります。
●霰粒腫(ものもらい)
瞼(まぶた)に硬いしこりができます。急性炎症を起こすと痛みがでます。
痛みや異物感があるとき、抗生物質の点眼やステロイド剤の軟膏を使用します。
治りの悪いときは、手術を行います。
腫れや異物感が起きます。
●麦粒腫(ものもらい)
瞼の分泌腺に細菌が感染しておこる化膿性の炎症です。眼脂(めやに)や瞼の腫れで痛みが出ます。
治療は、抗菌の目薬や内服薬を処方しますが、膿がたまっている場合は、小切開を行います。
緑内障
視神経が障害される、失明原因が第1位の病気です。
点眼治療をしていただき、眼圧や視野の状態をチェックします。
治療効果が得られない時は、眼圧を下げる目的で隅角光凝固術を行います。(当院施行)
糖尿病網膜症
失明の原因が第2位の病気です。
糖尿病が原因で網膜に異常が起きてきます。
病期によって、網膜光凝固術を施行します。(当院施行)
網膜裂孔
飛蚊症を伴って発症することが多い病気です。
放置すると網膜剥離を起こしますので、早期であれば網膜光凝固術を施行します。(当院施行)
白内障
眼内の水晶体(レンズ)が加齢とともに混濁する病気です。
主に点眼治療をしていただきます。
進行して視力が低下する場合は、地域の医療機関を紹介します。
その他の網膜疾患
加齢黄斑変性症など多数の病気があります。
当院にて治療可能な病気は加療し、
治療困難で患者様の希望の場合は地域の医療機関に紹介します。